変化・変容・別れの2018年を振り返る

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。

今年もあっという間に1年が終わります。

今年は特に変化が多く、心をそこについていかせるのに必死な1年だったような気もします。
ブログや手帳を見返しながら振り返ってみます。

大人のボイトレ教室Harmoniaスタート

今年1年は大きく変化があった1年でした。

2017年の秋から起業女子界隈とは離れ、
しっかりとしたマーケティングを学び、
2018年が始まった頃は生みの苦しみを味わっていました。

そして、3月には「大人のボイトレ教室Harmonia」として再スタート。
6月には主体となるグループレッスンもはじめました。

少しずつグループレッスンの生徒さんも増えていき、
グループでレッスンをすることのその有用性を実感しつつも、
マンツーマンの生徒さんも増えて、スケジューリングの課題も生まれました。

12月には3回目の教室主催のイベント「歌FESTA」も無事開催。
新しくユニットSOSとのゴスペルワンデイクワイヤーの出演もあり大盛況。
やるごとに新しいアイディアを組み込み、良い流れになってきてるなーと感じています。

2015年からボチボチとレッスンを開始し2016年には個人事業主として開業しましたが、
2018年はそこから大きな改革をした1年だったのです。

今までの起業が正直、あまちゃんだった、、、ということがよーくわかった年でもありました。

まだ「自分のスタジオを持つ」という目標には至っていませんが、
そこに向けて堅実な一歩を踏み出せたと思っています。

同時に今年はMTL公認インストラクターとしての指導の場も広がっていきました。
お師匠の同行や代講も増え、リアルなプロの現場での指導が増えたことが
自分自身の指導の幅も広げてることを日々実感していて、ほんとーーーーにありがたいです!

音楽活動の広がり

今年は仕事に集中すると決めた1年だったので(目標までは仕事優先の心づもりですが)、
自分が主催するワンマンライブなどは控えていましたが、
色々とお声がけを頂き、活動の場がものすごく多岐に渡り歌の幅が広がりました。

大きなものだけをピックアップすると

1月  アフロブラジルユニットGingafro@サンバチーム新年パーティー
2月  SOS歌謡ショー@金沢八景
3月  ソウルバンド@横浜
4月  生演奏ウェディング@栃木/某区親子イベント(SOS)
5月  ソウルバンド@横浜
6月  某企業パーティー
7月  ソウルライブ(SOS)→台風似て中止
8月  MHY Orchestra@さいたま /すみだジャズ(SOS)/サンルート(SOS)
9月  Vamos ブラジル(Ginfafro)/MTLライブ
10月 某団体パーティー
11月
12月 某団体パーティー /某区親子イベント(SOS)

あとは小さなイベントにお呼ばれして数曲歌う、というのが後半にちょいちょいありました。

特に9月までは全く異なるタイプのサウンドに同時に携わっていて、
歌詞を覚えるのだけでもかなりあくせくしておりましたが、
ものすごく勉強になりました。

いやあ、やるとキャパって広がっていくのねええ。。

来年はブラジル物にも本格的に挑戦していくし、
いくつかとっても楽しみなライブも予定しています。

まだ来年もボイトレのお仕事を広げていく時期ではありますが、
歌の方もどんどん枝葉を増やして伸ばして、大きな木を育てて行きたいな、って思っています。

今年一番評判が良かった動画はこちら。
8月のさいたまでのイベントでプロの方が複数カメラで撮影してくれたものなので、
そりゃあ、かっこよく撮れています。

兄の死

今年なによりも最も大きかったことは、次兄が46歳で死んでしまったことです。
癌とわかって、3ヶ月、あっという間に逝ってしまいました。

亡くなった1週間後にFBで報告をし、1ヶ月後に下記のブログを書きました。
でも、亡くなって半年経った今のほうが喪失感が大きい気がしています。

やっぱり、亡くなった直後は、闘病の短さや、
見送った瞬間のショックもまだ強かったし、
なんというか、「がんばらねば」という戦闘モードがあって、
交感神経が優位だったのだろうな、と思います。

が、3ヶ月も過ぎると、ショックが少しずつ薄らいでいくかわりに喪失感が襲ってきます。

頭ではしっかり理解しているけれど、心がちょっとついていっていない。

でも、これでいいんだろうな、と。
まだまだ時間がかかるけれど、泣きたければ泣けばいい。
大きなものに身を委ねて悲しみをしっかり味わって行こうと思います。

兄の死から影響を受けたことはたくさんあるけれど大きく3つあります。

まず『生と死』について。

上のブログ記事に書いてあるけれど、
『死』はきっと魂の中の一つのイベントに過ぎない、と強く思うようになりました。

もちろんすごく悲しいし、心はついていってないのだけれど、
話しかければいつでも頭に兄の声が届く気がするし
(気のせいというにはよく響く)
魂というものはずっとつながっているのだろうな、と。

前から『輪廻転生』的なものは信じていたけれど、
身をもって納得している感覚です。

そして生きることは素晴らしいけれど、
これも大きな自然の流れで見たらほんの一瞬なんだろうな、、と思います。

でもだからこそ、今明確な自我があるうちに、やりたいことは何でもすべきだし、
この一瞬のきらめきを謳歌するべきだろうと思っている。
生を受けたからには我々にはその義務がある。

そんなふうに思います。

兄は、きっと、この一生でやることはやり尽くしたんだろうな。。

そしてもう一つ。
今までは、自分の経験からも、
どちらかといえば以前は自然治癒力を
活かした治療をしたいと思っていたし、
東洋医学的な考え方を優先させたいと思ってた。

今も自然治癒力を上げたい気持ちは変わりませんが、非常に疑い深くなり、正しい情報を厳しく見定めていこうとしています。

エビデンスや論理性に乏しい療法や極端なオーガニック信仰、そして健康の不安や弱いところにつけこんだ健康商品やプロモーションが巷には多すぎ、我々もよく知らず調べず信じ過ぎです。

今まで安易だったな、と反省するばかりです。

兄も「ステージ4」と言われて、いろんな治療を調べ情報に翻弄されていました。

実際に大金を払い試したものもある。

標準治療も同時並行していたので、兄の場合は限界があったのでしょうが。。

私自身、今回のことをきっかけにして色々勉強しました。
高額治療のほとんどがエビデンスに乏しく論理性にかけてる。

でも癌になったら本人はそうは思えない。
少しでも可能性があるなら、
どんだけお金をかけても
どんなことをしてもやりたいんです。

そして、癌になったら、正しい情報を取捨選択する判断力や冷静さも無くしてくる。

我々は健康な時に、正しい知識を得て情報と冷静な取捨選択をし、そして困難を受け止める心を養っておく必要がある、とつくづく思いました。

今後は積極的に正しい(と私が思うものですが)、情報をシェアしていこうと思っています。

この当たりはFBやツイッターで(主にツイッター)シェアしていくので
ぜひフォローしてください。

FACEBOOKは
https://www.facebook.com/yukofernandes

Twitterは
@fernandesyuko

です。

愛と感謝

こうやって振り返ると辛いことが多い1年だったように見えるけれど
それでも愛と感謝に満たされていたと思います。

愛する夫に家族、音楽の師匠に仲間たち、友人たち、
お仕事のコンサルタントに刺激をくれるツイッターの人々、
そしてそして、大事な生徒さんたち・・・
みなさんに支えられっぱなしでした。

皆さん一人一人がたくさんの愛と笑顔を持ってそばにいてくれて、
時に直接励ましてくれ、叱咤激励してくれ、まっすぐ信じてくれて
時になーんにも考えずただ笑い合ってくれ、
どんな感謝の言葉を持っても足りません。

皆さんがいなければきっと乗り越えるのはあまりにハードな1年だったかもしれない。

でも終わってみると本当に愛と感謝ばっかりです。

来年は恩返し、恩送りを充実させてしっかり行動していきたいと思います。

今年一年本当にお世話になりました。ありがとうございました!
2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

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